お芝居のタイトルをみんなで決めました!
演劇は人と人との関係の中に生まれるものです。私たちはコロナによって、触れ合うことを止められ、ディスタンスを制限され、向き合ってしゃべることを禁止され、それでも係わりあうことをあきらめずに私たちの演劇を探しています。
「コミュニケーションをあきらめない」それは、現代日本人に突き付けられたテーマのようにも思われます。
2020年最後の稽古。みんなで相談して、私たちの大切なお芝居のタイトルを決めました。『道成寺〜サワリタイ サワレナイ〜』
一見暗そうなタイトルですが、とっても楽しいお芝居です。安珍清姫の物語をベースに、分かり合えない男と女を、美しく、コミカルに、情熱的に描きます。
稽古場でルールにからめとられて思考停止になりそうな私を、メンバーは様々なアイデアと明るい笑いで導いてくれます。この状況を楽しんで、味わい尽くして、3月の公演まで突き進みます!