共生共創事業 2024年度の取組を紹介します!

2024/09/19

神奈川県では、文化芸術の魅力で人を引きつけ、地域のにぎわいをつくり出す、マグネット・カルチャー(マグカル)の取組を通じて、共生社会の実現を後押ししています。

その取組の一環として、年齢や障がいなどにかかわらず、子どもから大人まで、すべての人が舞台芸術に参加し楽しめる「共生共創事業」を実施しています。

このたび、2024年度の取組を紹介するフライヤーが完成いたしました。神奈川県内・近郊の文化施設や劇場にて是非お手に取ってご覧ください。

共生共創事業(きょうせいきょうそうじぎょう)  2024年度フライヤー おもて 神奈川県では、年齢や障がいなどにかかわらず、すべての人が舞台芸術に参加し楽しめる「共生共創事業」を実施しています。 1)横須賀シニア劇団「よっしゃ!!」 横須賀を拠点に活躍する老舗劇団「河童座」の主宰、横田和弘がプロジェクトリーダーを務めるシニア劇団です。「すべての人が居場所を作ることができるのが演劇」をモットーに、劇団員がキャストのみならずスタッフとしても参加しながら、基礎トレーニングやオリジナル作品の創作をおこなっています。 2)綾瀬シニア劇団Hale(ハレ) 日本全国でバラエティに溢れた人たちとの舞台創作をおこなってきた女優・演出家の倉品淳子がプロジェクトリーダーを務めるシニア劇団です。劇団員一人ひとりがクリエイターたることを目標に、メンバーの身近な事柄や話題を用いて、人生経験による説得力や存在感を活かした構成劇を創作しています。 3)小田原シニア劇団チリアクオールディーズ 劇団「チリアクターズ」を主宰する演出家・俳優・劇作家の大島寛史がプロジェクトリーダーを務め、小田原を拠点に活躍しているシニア劇団です。メンバーの個性を活かしたカラフルな作品の創作を目指しています。 4)チャレンジ・オブ・ザ・シルバー 世界の第一線で活躍してきたダンサー・安藤洋子が、神奈川県内在住・在勤の60 歳以上のシニアを対象に、新たなダンス表現を創り出すためのプロジェクトです。横浜市での継続的なワークショップと、県内各地でワークショップを開催し、年に一度、安藤洋子企画・演出のダンス作品を創作・発表します。 共生共創事業(きょうせいきょうそうじぎょう)  2024年度フライヤー うら 5)神奈川県あそび歌プロジェクト 『世界のうたとあそぼう!』 世界の「あそび歌」を通じて、多文化(たぶんか)の魅力を発信しています。世界の「あそび歌」をリサーチし、子どもたちが誰でも楽しめるように歌詞や振付をアレンジ。遊びかたや歌にまつわるストーリー・文化背景など、映像とデジタルリーフレットで紹介してきました。今年度はスリランカのあそび歌の映像を公開します。 6)精神障害を考える演劇ワークショップ・プロジェクト 県内で精神疾患をかかえながら、演劇活動をしている「OUTBACKプロジェクト」のメンバーが精神科病院に赴き、入院患者といっしょにワークショップを行います。「人生のなかで大切にしてきた歌」やエピソードを交換しあい、「精神障害」をテーマにしたオリジナルの演劇パフォーマンスを創作し、発表します。 7)『音の探検隊2024 in 平塚』(仮) 打楽器奏者の若鍋久美子、ボーカリストの伊神柚子らが、平塚市内の複数の福祉施設で、様々な打楽器に触れ、音(おと)のやり取りを重ねながら即興のセッションに挑戦するワークショップを実施します。また、年度末には観客参加型の発表会を行う予定です。 8)特別公演『みんなのスマイル・コンサート』 神奈川県内の特別支援学校の生徒・児童を主な対象にした、神奈川フィルハーモニー管弦楽団による年に一度の参加型コンサートです。馴染みのあるクラシックやマーチにあわせて、合唱や手拍子で一緒に楽しむことができるプログラムをお届けします。 クレジット情報 主催:神奈川県(文化スポーツ観光局 文化課 マグカル推進グループ) 企画製作:公益財団法人神奈川芸術文化財団 お問い合わせ先 公益財団法人神奈川芸術文化財団 社会連携ポータル課 〒231-0023 横浜市中区山下町3-1 神奈川県民ホール内 TEL 045-222-0553(平日10:00~18:00)メール kyoso@kanagawa-af.org ウェブサイト https://kyosei-kyoso.jp/