神奈川県では、「ともに生きる社会かながわ」の実現に寄与するため、文化芸術の分野においても、 「ともに生きる ともに創る」を目標に、年齢や障がいなどにかかわらず、子どもから大人まで、すべての人が舞台芸術に参加し楽しめる「共生共創事業」を実施しています。
「チャレンジ・オブ・ザ・シルバー」では、神奈川県出身の世界的ダンサー・安藤洋子を中心に、神奈川県内でシニアを対象にしたダンスワークショップを展開しています。
募集要項
題名:
チャレンジ・オブ・ザ・シルバー
シニアのためのダンスワークショップ (7月)
日時:
2025年7月17日(木)13:00〜14:45(12:30〜受付開始)
会場:
孝道山(神奈川県横浜市神奈川区鳥越38)
■東急東横線「東白楽駅」下車 徒歩約6分
■JR「東神奈川駅」下車 徒歩約 12 分
■京浜急行線「東神奈川駅」下車、徒歩約 14 分
定員:
30名
受講料:
1,500円(税込)
対象:
神奈川県在住・在勤の 原則60 歳以上の方
講師:
安藤洋子
お申込み方法:
メールまたはWebにて下記の項目を添えてお申し込みください。
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1. 氏名(ふりがな)
2. 年齢
3. 電話番号
4. 住所
5. メールアドレス
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■メールから challenge.office.ando@gmail.com
■Webから 受付を終了しました
申込締切:7月15日(火)
*応募多数の場合には抽選を行います。予めご了承ください。
Q1. 「チャレンジ・オブ・ザ・シルバー」とは?
A1. 世界の第一線で活躍してきたダンサー・安藤洋子が、神奈川県内在住・在勤の60歳以上のシニアを対象に、新たなダンス表現を創り出すためのプロジェクトです。横浜市での継続的なワークショップの開催と、県内各地で開催するお出かけワークショップを重ねながら、年に1度、安藤洋子企画・演出のダンス作品を創作・発表します。
Q2. 安藤洋子がシニアと目指す「ダンス」とは?
A2. 身体を動かすことだけを優先した健康体操ではなく、音楽に合わせるだけのダンスでもない。他者、自分、そして世界と向き合うような、心の充実も考えたダンスです。自分の身体の状態や仕組みを意識しながら楽しく身体を動かし、心の奥深くから湧き出る身体の言葉を紡ぎ出すことで、芸術や表現の力を借りて「未病改善」や「健康増進」を探ります。さらに、自己と他者、空間への意識を少しだけ変えることで、「日常の身体」から「表現し魅せる身体」へとアプローチし、ダンス表現に取り組みます。
身体を動かすことがダンスになり表現になっていくことを実感しましょう。
Q3. レッスンの流れは?
A3.
<①コミュニケーションタイム>
講師が一人ひとりの方にお声がけし、健康状態などを確認します。最近の健康状態や身体のお悩みなど、自由にお話しください。
<②ウォーミングアップ&基礎練習>
ストレッチやアイソレーション(身体の各部位を1つずつ動かす練習方法)を通して身体の基礎筋力を鍛えるとともに、解剖学的な身体の知識を学びながら、自分の身体について、いろいろな発見ができるよう導きます。
<③フロアレッスン>
リズムを体感しながら心と身体をゆっくり開放します。身体表現していく上で大切な空間把握のテクニックなど、舞台に立つための基礎を学びます。
安藤洋子プロフィール
ダンサー、振付家。神奈川県生まれ。コンテンポラリーダンスを木佐貫邦子に師事。野田秀樹や小澤征爾、坂本龍一の舞台でも活躍。
2001年アジア人として初めて、鬼才の演出家ウィリアム・フォーサイスの目にとまり、フランクフルトバレエ団に入団。メインソロダンサーとしてドイツを拠点に世界各国で踊る。現在は横浜を拠点にアーティストとして自己の身体表現を模索するとともに、経験を生かした芸術教育にも力を注ぐなど精力的に活動を続けている。
主催:神奈川県
制作:株式会社 風と音
企画製作:公益財団法人神奈川芸術文化財団