共生共創事業はこれまで、公演やワークショップを通じて、東南アジアよりベトナム、中央アジアよりトルコ、キルギス、アフガニスタンなどとの交流を進めてきました。2019年2月、今度は「台湾」がやってきます。
台湾Art Wave『The Spectrums/複数の連続体』は、二人の台湾人新進作家が、彼らを生んだ台湾が持つ歴史性や地域性を武器に、急激なグローバル化が世界の芸術家たちにもたらした共通の弊害、即ち、常に新しい作品を生み出し続けなければならないという“焦燥感”に挑むため公演です。
彼らはともに、自らの作家としての未来を切り開くために、台湾の過去と現在、地域性と向き合っています。彼らを通じて、アジアの隣人である台湾の実情が垣間見えてくる公演です。
開催概要
題 名:
TPAM in Yokohama 2019 Fringe
台湾 ART WAVE 『複数の連続体/The Spectrums』
日 程:
2019年2月14日(木)〜15日(金)
時 間:
2019年2月14日(木)18:00〜19:30
2019年2月15日(金)16:00〜17:30
※上演時間 90分(2作品、休憩時間含む)
会 場:
県民共済みらいホール
神奈川県横浜市中区桜木町1-1-8-2県民共済プラザビル1階
学 芸 員:
姚立群(ヨウ リツグン)
出品作家:
鄭尹真(ヂェン インジン)
瑾林宣(リン イージン)
チケット:
2,000円 すべて自由席
※TPAM参加登録者は特典:として無料(要予約)
主催:
財団法人 国家芸術文化基金会(台湾)、神奈川県
協力:
神奈川県民共済生活協同組合
企画製作:
公益財団法人 神奈川芸術文化財団、KAAT神奈川芸術劇場
チケットについて
チケット発売日:
KAmeかながわメンバーズ:2019年1月13日(日)
一般: 2019年1月15日(火)
購入方法:
チケットかながわ
http://www.kanagawa-arts.or.jp/tc/detail?id=35850#.XDhjL9L7TIU
または、
http://www.kanagawa-arts.or.jp/tc/
電話:0570-015-415(10:00~18:00)
窓口:KAAT神奈川芸術劇場2F、県民ホール(10:00~18:00)
※未就学児の入場はご遠慮ください。
作品紹介
作品①《懶繡停針〜The Sewing of Time》
作家の鄭尹真(ヂェン インジェン)は、窮劇場(Approaching Theatre)芸術総監督、舞台俳優、講師を務める傍ら、伝統芸能「南管(ナンカン)」の探求者でもあります。伝統戯曲における所作、呼吸と発声、韻律の朗唱術をはじめ、“静定生慧”に基づく東洋の身体美学を追求しています。
2015 年に、 アジア・カルチュラル・カウンシルの助成を受け、インドネシア、韓国に滞在し、各国の伝統舞踊を学んだ経験を持っています。
今回の演劇・音楽・サウンドアートを融合させた作品です。
作品②《虹 khing》
林宜瑾(リン イージン)、モーヴェ・ショーソン(Mauvais Chausson)ダンスシアターの創設者です。2014 年、河洛語のスラングを使って、原始的な所作、振る舞いを示す「Ań-Body Returns Home Creative Project」を立ち上げ、2016年には、台湾に伝わる伝統儀式「牽亡歌」をベースに発展させたパフォーマンス作品『Rainbow’s Ending』を発表。
今回の作品はダンス・音楽・サウンドアートを融合させた作品です。
お問い合わせ
お問合せ窓口:gant0908[a]gmail.com
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