2024年2月17日(土)に開催された、あやせ国際フェスティバルに参加し体験型コンサートを実施しました。
今回は、韓国・朝鮮、スリランカ、ハンガリー、西アフリカ、ラテンアメリカの「あそび歌」を7曲紹介しました。体験型コンサートは今回で3回目ですが、これまでで一番大きな会場を使ったコンサートとなり、舞台背面にLIVE映像を表示するなど、あたらしい演出を取り入れました。子どもから大人まで多くの方々にご参加いただき、また、みなさまの暖かい雰囲気に包まれて、とても楽しい舞台となりました。
今回の進行をつとめたのは新しい仲間の「ペリキト(オウムのパペット)」
体験型コンサートということで、前回同様、お客さんにステージにあがってもらって一緒にあそぶシーンをところどころで用意しました。こちらは韓国・朝鮮のあそび歌「トッケビナラ」。日本で知られている「おちゃらかほい」に似ているジャンケンのあそび歌です。お客さんチームとダンサーズの対決で盛り上がりました。
続いては、綾瀬市との出会いをきっかけにリサーチを続けているスリランカのあそび歌の中から「ピティ コタ コタ」。スリランカのキッチンでお母さんがカレーを作る様子を子どもたちが真似をするあそび歌です。
西アフリカのリズムあそび歌「マクル」では、複雑に聞こえるリズムを、食べ物の名前に例えてリズムを覚えていきます。さらに、実際に西アフリカで使われている太鼓を用意して、みなさんに叩いてもらいながらあそびました。
ラテンアメリカのあそび歌「ベオベオ」の様子。「ベオベオ」はクイズ形式のあそび歌です。今回は音楽家のきみやくん(写真左)が出題者となり、背面に映し出された6つのイラストをみながらヒントを出し、お客さんはきみやくんが何をみているのか当ててあそびます。
最後はあそび歌プロジェクトの中で人気のある、ラテンアメリカのあそび歌「ペリキト」。
YouTubeで映像が配信されていることもあり、事前に踊りを覚えてきてくれる子どもたちもチラホラ。ステージ前のフリースペースにたくさんの子どもたちが出てきてくれて、一緒に歌って踊ってもりあがりました。
こうして、1時間のコンサートはあっという間に終わってしまいましたが、終わった後にたくさんの方々から「たのしかったよ!」とご感想をいただきました。
ロビーでは、これまでにYouTubeで発表してきたレクチャー映像の上映やリーフレットの配布を行いました。
近接する公民館では、世界の楽器体験コーナーも開催。西アフリカや韓国、ラテンアメリカなど様々な楽器に触れてもらいました。
神奈川県あそび歌プロジェクト『世界のうたとあそぼう!』では、これからも世界中のあそび歌を集めてきて、その国や地域の文化と一緒にみなさんに紹介していきます。あそび歌を通して多文化にふれるきっかけをたくさん作っていきたいと思いますので、今後ともぜひご注目ください!
音楽家、左から佐藤公哉、西井夕紀子、CHAN-MIKA、田中教順、
ダンサーズ、左からジュンコ・ロンロン、ホナガヨウコ、chuca
そしてオウムのパペット「ペリキト(操演 竹下良子)」