精神障害を考える 演劇ワークショップ・プロジェクト 精神障害を考える 演劇ワークショップ・プロジェクト

『精神障害を考える演劇ワークショップ・プロジェクト』

演出家・多田淳之介と音楽家・西井夕紀子、精神疾患をかかえる人たちの声や表現を発信する活動グループ「OUTBACKプロジェクト」が、精神科病院に赴いて入院患者のみなさんとワークショップを重ねるプロジェクト。
ワークショップ参加者が共有したエピソードや表現をもとにオリジナルのパフォーマンスを創作します。

過去のイベント

過去のイベント一覧へ

PROJECT MEMBER

プロジェクトメンバー

スライド1

Photo: 佐藤光展

OUTBACKプロジェクト

OUTBACKプロジェクトは、横浜で精神疾患のある人たちの支援に関わってきたメンバーが中心となり、2021年に立ち上げました。日々の活動の中で、この社会が精神疾患当事者に誤ったイメージ(偏見)を抱いていることを痛感し、当事者の声を社会に向けて発信していく必要性を痛感したためです。メンタルヘルスの不調に悩む人たちが、自分達の経験をオリジナルの劇にして、自らの言葉、声、体を通して発信していくOUTBACKアクターズスクール(演劇学校)を活動の核とし、講演会や出版、YouTubeでの動画配信など様々なメディアでの普及啓発活動、当事者のエンパワメントにつながる活動も行なっています。
公式サイト:https://outback-jp.com/

多田淳之介

©平岩享

多田淳之介

演出家。東京デスロック主宰。古典から現代戯曲、ネット上のテキストまで様々な題材を用い、舞台と客席の隔てのない上演や、参加型、ツアー型の上演など様々な手法で演劇作品を立ち上げる。公共劇場の芸術監督や国際舞台芸術フェスティバルのプログラムディレクターなどを歴任し、国際・教育・地域を活動の軸として国際共同事業や全国の学校や文化施設での子供や学生、親子、シニア、在住外国人、障害のある人など、様々な方とのプロジェクトを手掛ける。2013年『가모메 カルメギ』で韓国の第50回東亜演劇賞演出賞を外国人として初受賞。四国学院大学、女子美術大学非常勤講師。近年の演出作品はSPAC『伊豆の踊子』、KAAT+東京デスロック+第12言語演劇スタジオ『外地の三人姉妹』など。

西井夕紀子

Photo: Tatsuya Hirota

西井夕紀子

作曲家。舞台、映像への楽曲提供を行うかたわら、人が音を奏で、作りはじめる瞬間に魅力を感じ、学校、病院、文化施設、福祉施設、街中などでセッションや曲作りを実施。その場所に集う人々の持つ習慣的な身体、考えにふれようとしたり、そこから少しずれようとしたりしている。できあがりにこだわらず、個々の選択をひきだしながら、いつのまにか集団のありかたややりとりが音楽にうつしとられているような手法に特徴がある。 フェスティバル/トーキョー20『わたしたちは、そろっている。』(モモンガ・コンプレックス、2020)、瀬戸内国際芸術祭2022『竜宮鱗屑譚〜GYOTS〜』(木ノ下歌舞伎、演出:白神ももこ)、パルコ・プロデュース2022『幽霊はここにいる』(演出:稲葉賀恵)などに参加。
公式サイト:https://www.yukikonishii.com/

ALL PROJECT

共生共創プロジェクト