チャレンジ・オブ・ザ・シルバー プロジェクトリーダーにうかがいました!

チャレンジ・オブ・ザ・シルバー活動写真

Q1.チャレンジ・オブ・ザ・シルバーはどのような活動をしていますか?

県内在住・在勤の60歳以上のシニアの方々と、新しいダンス表現を創り出すためのプロジェクトです。横浜市内での継続的なワークショップの開催と、県内各地で開催するお出かけワークショップを重ねながら、年に1度、プロの舞台スタッフとともにダンス作品を創作し、発表しています。

Q2.2019年1月からプレワークショップが始まり、今年で5年目になります。参加者のみなさんに何か変化はありますか?

みなさんどんどん若返っています! エアロビクスや健康体操のように肺活量が改善されたとか体が強くなったとか、そういったことではありませんが、「空間を意識しよう」「自分の身体や自分自身と今一度向き合おう」「感覚を研ぎ澄まそう」と、そんなお話をしていると、みなさん勝手にどんどん意識が磨かれて若返っていくんです。
人間の身体というのは年齢を重ねると無常にも衰えていくものですが、シニアのみなさんはそれに比例して心がどんどん深まっていく世代だと思うんです。それぞれの人生に尊敬とリスペクトを込めて、その方の心や奥深さが滲み出てくるような身体表現を探求していきたいと思っています。

Q3.11月には「ねんりんピック(全国健康福祉祭)かながわ2022」でダンスを披露されました。いかがでしたか?

プロのダンサーでもなかなか経験することのできない、大きな舞台に立たせていただきました。お客さまの前でパフォーマンスを披露すること自体、はじめての方が多かったのですが、確信と自信に満ちたお姿がすばらしかったです。演技を終えたあと、2 万人のお客さまからいただいた温かい拍手に感動しました。

〇3月にはダンスイベントがあると聞きました。
どんなイベントなのでしょうか?

3 年前に企画し、コロナで実現できなかった参加型のダンスイベントをいよいよ実施します! 参加者のみなさんにはワークショップとショーイングを通して、「見る」ことと「見られる」ことの両方を体験していただきます。自己と他者、空間への意識を少しだけ変えることで、「日常の身体」から「表現し魅せる身体」へとアプローチし、ダンス表現に取り組みます。身体が動く・動かないということを気にする必要はありません。みなさんの人生が滲み出るような佇まいこそが美しい。これは身体がいくら動いても、若いダンサーには難しいことなんです。
イベントを通じてまた新たにシニアのみなさんと出会えること、ダンスという表現を通じて交流できることを楽しみにしています。

ねんりんピック本番写真

〇チャレンジ・オブ・ザ・シルバー
横浜市を中心に神奈川県内各地でワークショップや作品創作を行うシニア向けダンス企画。2019年1月にプレワークショップを開催、同年5月以降、10数回に渡ってダンスワークショップを行う。2020年9月からは、ZoomとYouTubeLiveを使ったオンラインダンスレッスンも行っている。

【ワークショップに参加してくださる方を募集中!】
最新のワークショップ情報は共生共創事業WEBサイトにて!https://kyosei-kyoso.jp/project/
問合せ:チャレンジ・オブ・シルバー事務局
070-5457-1201 / challenge.office.ando@gmail.com

みんなの声、大募集!!

「共生共創通信」は、「みなさんと一緒に記事をつくる」というコンセプトのもと、みなさんからのご意見やご投稿を紹介するコーナーを企画しています。
是非、下の投稿フォームから共生共創通信にご参加ください!