横須賀シニア劇団「よっしゃ!!」のHIROMIさん、綾瀬シニア劇団 Haleのじぇいさん、小田原シニア劇団チリアクオールディーズのさわ子さんにお話を伺いました。


Q1 いつから、どのようなきっかけで参加していますか?
HIROMI:立ち上げの2019年から参加しています。元々芸能事務所で俳優活動をしていました。そちらを辞めた後、県の広報で劇団員の募集をみつけて、ちょうどいいタイミングだったので応募しました。
じぇい: 55歳を過ぎてから仕事に余裕ができて、横浜のアマチュア劇団や東京のシニア劇団に在籍していました。劇団を辞めて、コロナ禍はオンラインで落語を習っていたのですが、やっぱりお客さんの前で何かしたいと思っていたときに、劇団員の募集をみつけて2024年に入団しました。
さわ子:演劇が好きで、これまでも藤沢の劇団に参加してKAATの舞台に立ったり、小田原市が主催する演劇のワークショップや市民ミュージカルに参加したりしてきました。小田原でシニア劇団を立ち上げるという県のたよりを見て、年齢の近い方が多いので入りやすそうだと感じて、2020年の立ち上げから参加しています。

Q2 参加して良かったことはどんなことですか?
HIROMI:みんなで公演を作り上げて、仲間意識ができることです。また団員には最年長の92歳がいるのですが、誰よりも前向きに取り組む姿勢を見せてくれます。「あの人があんなに頑張っているのに泣きごと言っている場合じゃない」と感じさせてくれる、そういう人生の先輩に出会えたことも良かったことです。
じぇい:やっぱりみんなで一緒に作り上げたものがお客さんたちに喜んでもらえた瞬間は嬉しいです。また一緒に作り上げることで仲間意識が生まれ、他人との良い関わりが広がっています。
さわ子:男女関係なく、いろんな人とお話できる、良いコミュニティができていることです。また、誰かになりきって表現することで自分を出せることにも、演劇の面白さがあると思っています。
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Q3 活動の中で難しさを感じることはありますか?
HIROMI:与えられた役をうまく消化できず、気持ちが追い詰められてしまうこともあります。そんな時にどうストレスを解消するかを自分の中でみつけておくことも大事だなと思います。
じぇい:参加している人には、演劇経験も身体の状態も様々な人がいます。芝居があまりうまくできなかったり、覚えられなかったりする人でも、今まで生きてきて、いろんなものを背負っている。そのことを忘れずに、常に仲間に対してリスペクトを持ちながら接していかないといけないということに気付かされます。
さわ子:練習で渡された台本が難しく暗記するのが大変なこともあるのですが、それもやっているうちに「楽しい」に変わるので、つらいことはあまりないですね。劇団員の人数が増え、一人ひとりに役が与えられる機会が減ってきたので、なにかやり方があると良いなとは思っているところです。

Q4 これからどのように活動していきたいですか?
HIROMI:横須賀だけではなく、いろんなところで公演をしたいです。「横須賀といえば『よっしゃ!! 』があるね」と言われる日がきたらなんて嬉しいだろうと。小さな活動で良いから少しずつ広げていきたいです。
じぇい:活動する私たちが、精神的にも健康に楽しく過ごしていけることが一番ですね。さらに自分たちの公演が、いろんな人たちに元気を与えることができたら、なお良いなと思っています。
さわ子:現在のお客さんは身内が中心ですが、もっとさまざまな方に見に来ていただけたら良いなと思っています。これからも少しでも長く活動を続けていきたいです。
共生共創事業の「シニア劇団」とは
県内在住・在勤の原則60歳以上の方が参加できる劇団。横須賀シニア劇団「よっしゃ!!」、綾瀬シニア劇団Hale、小田原シニア劇団チリアクオールディーズの3劇団がある。地域で活躍する劇団の主宰や、全国で舞台創作を行ってきた演出家が、プロジェクトリーダーとして劇団を率い、年に1〜2回の公演を行っている。



