スクランブル・ダンスプロジェクト「いま、生まれたばかり」

スクランブル・ダンスプロジェクト「いま、生まれたばかり」

メンバーをつなぐ「踊る喜び」という糸

年齢、職業、性別、出身地…すべてが違うメンバーたち。
彼らを結び合わせ、ひとつのチームにまとめているのは、
共に踊ることの楽しさそのものでした。

12月の3日間、晴れわたる空の下、スクランブル・ダンスプロジェクトのメンバーが三の丸ホールに集結しました。スクランブル・ダンスプロジェクトは「障がいがある人もない人も共に踊る」をテーマに、2016年からスタートしました。あれから5年。現在参加メンバーたちに「障がいのあるなし」をことさらに意識しているか、と聞けば、答えは「ノー」なのではないかと思います。

講師は世界的な舞踏手・松岡大さん。メンバーの来歴は人それぞれです。パラリンピックのオープニングに出演したダンサーもいれば、学生も勤め人もいます。ほとんど言葉を話さない人も車椅子の人も、このプロジェクトのために、毎回新潟から参加してくださっている方も一緒に踊ります。誰もがみんな踊ることが大好き。そして、信頼する講師、リスペクトし合う仲間と唯一無二のパフォーマンスができること、見ていただく環境があることがうれしくてたまらない。
踊る喜びがスパークしているのがスクランブル・ダンスプロジェクトなのです。

今回の映像作品のタイトルは「いま、生まれたばかり」。小田原のさまざまな場所にダンサーが赴き、その場に息づく光や風や気配と交信するように今ここで湧き上がった衝動が動き出します。
稽古で共有したコンセプトと動きを元に、お互いの動きと影響し合い、融合し合って生まれたのは、息を呑むような唯一無二のシーンでした。

小田原城を背景に風のように駆け回り、


海では魚や波に生まれ変わり、


神社では、海で働く人を守る精霊のようにも見えました。

「障がいがある人と共に踊る」という言葉から想起されるのは、「健常」な人がハンディのある人をケアするシーンではないかと思います。スタッフも最初の頃はそんな風に捉えていました。
でも活動を重ねた今は断言できます。みんな多くのことをちゃんと理解して、受け止めている。そのパフォーマンスの魅力は無限大。音楽が鳴ってまず最初に楽しそうに動き出すのは、大概障がいがあるメンバー。そのことがどれだけ作品作りの牽引力になるかということを。
わからない、できない、とやってみる前から侮る、気持ちのボーダーこそが障害なのです。できないことがあれば、誰かが手助けし補いながら、一緒に踊ればいい、ただそれだけのことなのです。
「その動きかっこいい!」
「リズム感サイコー!」
ダンスで結ばれたメンバー同士だからこそ通じ合うその眼差しから伝わるリスペクトが、スクランブル・ダンスプロジェクトを本物のチームにしています。

映像作品は2月にリリース予定です。障がいの有無を超えて放たれるダンスの魅力を、どうぞお楽しみに!

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