検証! 福祉施設のスタッフと一緒に第1回〜第2回の創作を振り返り、障がい者と舞台芸術の可能性について語り合う
2月28日(日)11:00〜
最終回配信番組
福祉施設の運営者やスタッフが月に一度集まり、自由に会話するVACCURS(電撃障害者商品企画会議)。彼らと共生共創事業の出会いをきっかけに、このプロジェクトはスタートしました。それぞれの企画を通じて起こった出会い、創作のプロセスについて振り返りながら、福祉の現場と舞台芸術のコラボレーションから生まれる「共生」のあり方について探ります。
番組構成(全60分):シンポジウム
出演:
関根幹司、神沼由紀夫、鈴木励滋、浦郷大佑(以上VACCURSメンバー)
中野敦之(KAAT神奈川芸術劇場 共生共創課)
清水宏(MC)
【プロフィール】
関根幹司
株式会社愉快代表取締役 studio COOCA施設長。学生時代、福祉や障害者にはまったく関心が無かったが、大学時代、弟のピンチヒッターで渋々仕方なく行ったボランティア活動で出会った一人の障害者が、会の感想を聞かれて、一言「つまんない」と言った。僕は22歳まで建前で生きてきて、その日もいやいや行って、やっぱりつまんなくても、周りが楽しそうだから、楽しそうに振舞っていたのに「つまんない」と本音を言ったやつがいた。彼が障害者だった。彼が信頼できた。なぜかすとんと腑に落ちた。それから、ボランティア活動を積極的に否定しようと思い、ボランティア活動に参加し始めた。ボランティア先で正職員として引っ張ってくれて福祉の世界に就職した。 2009年9月 株式会社愉快 studio COOCA設立。既存の福祉のあり方を否定したいと思っている。
神沼由紀夫
生活介護支援事業所のびやか施設長。流れるまままに障害福祉の世界に飛び込み、そこで働き続けて40年を超えました。今も、そのまま流れています。
鈴木励滋
生活介護事業所カプカプ所長・演劇ライター。1973年3月群馬県高崎市生まれ。97年から現職を務め、演劇に関しては『埼玉アーツシアター通信』『げきぴあ』劇団ハイバイのツアーパンフレットなどに書いている。『生きるための試行 エイブル ・アートの実験』(フィルムアート社、2010年)にも寄稿。師匠の栗原彬(政治社会学)との対談が『ソーシャルアート 障害のある人とアートで社会を変える』(学芸出版社、2016年)に掲載された。https://www.facebook.com/kapuhikari/
浦郷大佑
まどか工房の職員。大学で福祉系学科に在籍しながらも、勉強そっちのけでバンド活動に専念。
卒業後は趣味でバンド活動をしながらサラリーマンをしていたが、色々なことがあって原点回帰。福祉の世界に戻り、まどか工房で働くことになる。利用者の支援を通じながら、心に埋もれたクリエイティブ魂を密かに温め中。
中野敦之
KAAT神奈川芸術劇場 共生共創課員。本企画の担当。
番組パーソナリティ
清水宏 (日本スタンダップコメディ協会会長)
スタンダップコメディアン・俳優。この日本で忖度のない自由なエンタメ・スタンダップコメディを広めるために、ぜんじろう、ラサール石井と共に「日本スタンダップコメディ協会」を設立し会長に就任。神奈川県では、2017〜2019年に県主催の定期イベント「マグカルナイト」でレギュラーを務めるとともに、真鶴町、山北町、葉山町、綾瀬市での滞在型オリジナル作品創作を行ってきた。
『電撃障がい者創作創造プロジェクト』
共生共創事業×電撃障害者商品企画会議VACCURS
『電撃障がい者創作創造プロジェクト』
https://kyosei-kyoso.jp/events/vaccurs2021/
第1回 新たな才能を発見! 福祉施設で活動する個性派ロックバンドが登場!
https://kyosei-kyoso.jp/events/thekentydonuts/
第2回 日々の仕事を楽しく! いつもの仕事をダンスにして、働きながら踊っちゃう!
https://kyosei-kyoso.jp/events/madoka/
最終回 検証! 福祉施設のスタッフと一緒に第1回〜第2回の創作を振り返り、障がい者と舞台芸術の可能性について語り合う
https://kyosei-kyoso.jp/events/vaccurs_sympo/
お問合せ
KAAT神奈川芸術劇場 共生共創課 080-5885-3373